2017年12月10日日曜日

自ら選んだ我が道でした・・の(^^ゞサツキちゃん②

サツキちゃん、譲渡会参加中(^^)v
みなと猫の会
ペットのおうち
いつでも里親募集中

続いております(^^ゞ
かわいい仔猫ちゃん、いってて中猫ちゃん(中3くらい?人で言うなら)と思っていた
可愛らしいバジル2世(サツキのこと)。
この公園と学童とコミセンが同じ敷地に内に並ぶ、静かな場所に!
この広いこの場所にどこかに!生まれたての仔猫がおる!
なんてこと!
脳内映像では竜巻に巻かれ、空中を吹っ飛ばされていく感覚に襲われました・・
いや冗談抜きで。

ノラちゃんのお母さんは、大切な仔猫ちゃんを人の目にさらされないよう
本当に上手に隠します。
仔猫ごと保護したい私は、まずは仔猫を見つけなければいけません。
あまりにも捜しすぎて、母猫を追い詰めてしまうと母猫は、仔猫を連れて移動してしまいます。
過去にも何度も何度もこんなピンチ?に見舞われた私ですが
過去は勝算がありました。それは我が家の縁側にやってきた母猫をかどかわし、
仔猫がしっかりしてきた頃に自ら連れてきてくれたからです。
今回は・・・家から徒歩10分、近いっちゃ近い、が、しかし・・・
側で動向を見守れないのはかなり厳しいな、というのが正直な思いでした。
そして、自分の身体的にも、この場所に蚊に刺されながら猫を捜して張り付くことは怪しすぎました、ではなく、しんど過ぎました。

考えた結果、
「細っこいこの猫ちゃんが、何はなくても仔猫を産み落とし、今育てている。
私は餌付けしていなかった、誰かがご飯をあげている胡なのだ。
仔猫達がチラチラとそのうち出てくるはずだから、そこまではソッと1日1回は見に来よう、栄養価の高いご飯も置こう。」と決めました。
私が猫ちゃんにご飯を置く、と言うことは「必ず保護します!かかってらっしゃい」という意味合いになります。この胡とこの胡の仔猫達の猫生を私が責任持ちます、と言う意思表明です。
始まってしまったからには、投げ出しません。
ただ、タイミング的に私の身体はもつだろうか?暑くなっていくだろう。死なないようにしないと皆が迷惑するな、とは思っていました。
「緊褌一番」です。←私の好きな四文字熟語、ウフフ(^.^)

私は、夕方に子供を迎えに行くときにチラチラと猫の様子をうかがい、
子供が寝静まったあとに、猫ちゃんがいそうな場所にご飯を置き、朝出勤していく夫が皿を確認する、という日々が始まりました。
そうこう言っているうちに、私も放射線治療が終わり、子供の誕生日に合わせて時短ではありましたが、仕事復帰します。頭の毛はなくなっておりましたので、ウィッグをかぶっての仕事復帰、6月の下旬の事になります、しんどかったです。

そして、7月・・・
学童裏で見つけたオチビさん達、鳥肌が立ちました。
か、か、かわいい!
お出ましになりました!イエイ(^^)v仔猫ちゃんはなんと5匹もおりまして、
よくもまあ、あんな小さな体で5匹も育て上げたもんだ、と泣けてきました。
すごいな、頑張ったな〜
と感慨深い私。

このそばで、サツキちゃんが歯を剥いて鳴いてます。
「出てきちゃ駄目よ!」と。(苦笑)
この夏は、天候が穏やかでなく、大雨か台風か、の日々でした。
見つけたからには、早く!早く!保護しなくては。

私は、みなと猫の会のちび太郎さんに「本当に身体は大丈夫なの?」と心配されつつ捕獲器をお借りし、職場の同僚の美しきHさんにヘルプをお願いし、
仔猫達とサツキちゃんの捕獲に乗り出しました。
初日で、「いたいた、可愛い!」と5匹中に4匹を捕獲!
ただ、最後の1匹ちゃんがどうしても臆病で、匂いの強いご飯にも釣られず捕獲は出来ませんでした。
必然的に、お母さんであるさつきの捕獲もあとになります。
キ〜っとなりましたが、暑さと蚊に刺されるのと、私は9歳児を待たしているので時間の制限もあり、4匹のみで諦めました。

小さな仔猫、この子は私の手づかみで捕まった
ほし君。小さいです。
仔猫ちゃん一陣の4匹は、歯が生えていまして、離乳もいけるな、といった感じでした。
体重は450gから500g、小さめです。


まだレボリューションも出来ません。隔離の上、ad缶を
湯煎し、ねじ込み大作戦!
お母さんから離れても4匹一緒なので、わりと大丈夫な感じの4匹、なんとか食べてくれます。トイレもいけそう。

食べないとねじ込まれます(^^ゞ
この子は、雨くん
そして、翌夕は天候不良で断念し、翌々夕にも私はHさんと一緒に最後の1匹ちゃんと
お母さん猫である、さつきちゃんを保護しに行きます。
そこには、なんと私と同じ年頃の女性が、さつきと仔猫にご飯をあげており、(しかも懐かれている!)私達をにらみつけておりました。
「仔猫4匹を持って行ったのはあなたたちですよね?」と。
目は涙でうるうるしていました。
ずっとこの親子にご飯をあげ続け、見守ってきたのだと言います。

私は、なんとなく不思議だったサツキの生態に、全てが一本の糸で繋がる気がしました。この天候の悪い大雨、台風、こんな小さな体のこの子が5匹をも仔猫を育て上げられた理由は、この人がご飯をあげていたからだ、と。
でもお礼なんて言いません。

「返せと言われるのであれば、返しますよ。その代わり、こんな小さな子達はおうちの中でごはんをあげてくれませんか?
このまま外に置いとくんですか?
車に撥ねられたり、いなくなっても平気なのですか?調子が悪かったり死にかけてしまったら獣医さんに診せて下さるのですか?

でしたら、私が持ち帰っても、そんなに怒る事ですか?」と私は続けました。

女性は、獣医に連れて行ったら責任が生じる、と
家にはもう猫を飼っており神経質な子だから、他の猫を飼ってあげることは出来ない、と言われました。

ご飯をあげた瞬間からあなたの猫ですよ、責任もって下さい、とお伝えし、私達は話し合い、今回のこの子達までは私が保護させて頂く事になりました。
その他にこの女性が餌をあげている猫ちゃん達に関しては、「なごやかキャットサポーター」になって頂き、この方に一生涯お世話をお願いしました。
そして、この女性がササッと最後の1匹ちゃんとお母さん猫を保護し、(そこまでの私達の苦労はなんだったのか?っていうくらい簡単に抱っこしてました・・・(--#))
私は、家に持ち帰ります。

※その女性は、この後に私同伴で保健所に行って下さり、なごやかキャットサポーターになってくれました、そしてご自身がご飯をあげてたノラちゃん達の避妊・去勢手術をしてくれまして、今もお世話をして下さってます。
もう、あの学童裏から、こんな仔猫達がウロウロする事はなくなりました。

人と人は、同じ猫ちゃんを通して、話し合ったりわかり合ったり出来ます。
そして協力し合って一歩前進が出来ます。
早く、猫の遺棄や虐待がなくなりますように。←法律が変わって極刑が下るようになりますように、願ってやみません。

またまた続いちゃいます。









2017年12月5日火曜日

私は、試されているのか?な? サツキちゃん①

サツキちゃん♀1歳弱くらい絶賛里親さま募集中
ペットのおうち
いつでも里親募集中
例によって、またまた時間が空いてしまいましたが、
この間、私が何も猫ちゃん活動をしていなかったか、と言うと、そうでもなく
懲りもせず、猫活おばさんをしておりました。
本当に懲りない・・・(苦笑)

彼女と出会ったのは、6月の上旬でした。
ヨタヨタと子供を迎えに行った学童保育の入り口近く・・
その時期、私は働いていないくせに学童に小3坊主を預かってもらっていました。

梅雨入りがどうのこうの、ではなく、
その頃の私の身体は、
科学治療はおわったものの身体はパンパンに浮腫、重く、吐き気あり、
そして、放射線治療の真っ最中でした。
子供を迎えに行くのも奇跡的な状況で、

今でも思いだしては「よく身体が動いたよな〜」と感心するのは
クワイちゃん脱走事件の真っ最中でもありました。
前回、前々回参照です(^^ゞ
猫ちゃんの脱走の苦しみは、本当に計り知れない、脱走している本猫はもちろん辛い思いをしているでしょうが、人間もとてつもなく苦しいです。

(心ないことや言いたいこと言う人はこの際どっかに去ってて下さいませね。
邪魔なので。
死の恐怖から這い上がった私は、けっこう毒吐きます、すいません〜)

胡つぶの時とは違い、誰も悪くないんです。
でも胡つぶの時と同じように、探す人間は身が裂けるほど辛く、果てしない終わりの見えない苦しみです。
猫飼いにとって猫の脱走は、最強の地獄の苦しみなのです。
ヒカリちゃんママが必死に頑張っているのに、私が呑気にしていることは出来ませんでした。というより自然に名東区に通ったのです。体力が許す限り。

そんな中、出会った細い細い彼女、「メスだな」と顔つきでわかりました。

初めて会ったときのさつきちゃんガリガリでした。
可愛らしい顔^^
どうしよう。まだ仔猫だな、生後5〜6ヶ月かな、痩せているな・・・保護したいな。
私は葛藤します。
何でもない私(病気ではなくって、クワイちゃんが脱走していない状態の私の事)なら
サクッと保護して、獣医さんに連れて行き、避妊手術をして、家猫修行をして、
といつもの流れとなるはずなのですが、
その時の私の身体はヘドロのように重く、とてつもなくしんどく
この子を保護したら、クワイちゃんを探しにいく体力は残されない、
どうしよう。
どうしよう。
ああ神様ひどい、どうして私の目の前にこうしてひもじい思いをしていそうな猫を登場させてるのですか?
と天をにらみつけ、大きく溜め息をつきました。

私は試されているのか?

本当なら自分の身体を1番大切にしなくちゃいけない時に
今だから、「無茶やっとったな~」と思うものの、
その時はどんだけ無茶しているのかわかりませんでした。

猫ちゃんは、お腹が空いているらしく歯を剥いて「ニャーニャー!」鳴きます。
人に慣れているのか?でもこちらが寄っていくと一定の距離を保っています。
ごはんを置いたら負けです。
本当に最後までこの子に責任を持つ、と決めるまでご飯はあげちゃいけません。
もっと可哀想なことになるからです。

私は迷ったあげく、その子を深追いせず
クワイちゃんを探すことを優先します。
当然と言えば当然ですが、見捨ててしまったこの子のことを考えない日はなかったです。

「早くクワイちゃんを見つけなければ!」
「クワイちゃんが見つかった後に、ゆっくりこの子を保護すればいい。」
と言い聞かせます。
当時、この子のことは「バジル2世」と呼んでいました。
ヒカリちゃんちの先代の故バジルちゃんに色柄が似てたから(^.^)
なんとも歳がばれる命名・・・(苦笑)

そして、頑張り抜いたヒカリちゃんママから6月の15日に
「クワイちゃん、保護出来ました!」の朗報が入ります^^
彼女と出会って1週間経った時のことでした。

やった!私はすぐにクワイちゃんに逢いに行きました。抱きしめることは
クワイちゃん的にNGだったようで、叶いませんでしたが・・・

だってこんな感じだもの。
おかえり、クワイちゃん→ライムちゃん

そして、私はバジル2世ちゃんの保護に乗り出すのです。
もちろん、夫は「自分の身体のこと考えなよ」と大反対でした。
私は、ポロポロ泣きながら、「だって、じゃあどうして私は命が助かって、生きてるの?何のために?」と懇願しましたが
「子供の為だわい!」と真っ当な答えが返ってきました。はっはっは

結果、夫に折れてもらい(毎度毎度)
やはり、この子を保護することに。
そして、バジル2世の近くにサササッと近寄れた時に、私はガックリ膝をついて
脳内映像では、アゴが外れ地面についています。

なんとこの子は
おっぱいがパンパンに張っていまして、明らかに仔猫を育てているおっぱいでした。

ごはんを持ってきて!と鳴いてます。
小さな小さな体で・・・。

仔猫だと思っていたこの猫ちゃんは、なんとこんな小さな体でお母さんだったのです。
マジで???
この子だけ保護したら、仔猫が死んでしまう。
仔猫は影も形のありません。
ああ、どうしよう。

私はやはり試されているのか??

続きます。




2017年6月28日水曜日

クワイちゃん、戻りました!ありがとうございます!!!

ヒカリちゃんママが、クワイちゃんが戻ってすぐに
貼り紙を制作^^マンションの掲示板&その他に。
良かった、良かった!

クワイちゃんが無事に戻りました!ありがとうございました^^
6月15日の早朝に、ヒカリちゃんママが仕掛けた捕獲器に入っていらっしゃいました!
ありがとうございました!
一報を頂いたときは、腰が砕けてしまい、号泣でした・・・。

目撃情報を下さった皆様、心配して下さった全ての皆様に感謝致します。
こうしてこのブログでのご報告が遅れてしまい、申し訳ありませんでした(^◇^;)

自分のFacebookに一報を投稿し、くるねこ大和さんのブログに掲載して頂いた投稿のコメント欄にご報告したのみで、ぶっ飛んでいました・・・
すいません!!

5月の31日に網戸バーンで落下してから実に2週間強・・・
とても臆病なので、近くに潜んでおるのだろう、と当たりをつけて、置き餌と捕獲器をしかけるも、姿も見えず、大変心配しました。
長年、猫を飼っていても、こんな事はそうそう経験する事はなく(もう嫌です)
何をどうしたら良いのか、手探りの状態でした。

これがスリスリに慣れている猫ちゃんなら、もっと早くに見つかっていたと思います。
捕獲器もいらなかった、と思います。
慣れていない仔の脱走は本当に大変です。誰も悪くないのに、クワイだってワザと逃げたわけではないのに、あのどうしようもない苦しみは、一体全体なんなんでしょうか?

ヒカリちゃんママは、憔悴しておられましたが、ものすごく踏ん張って
早朝から深夜まで、頑張り倒して下さったので、「クワイちゃん帰宅」に漕ぎつけられたのだと思います。

捕獲されホヤホヤなクワイちゃん
私はと言うと、港区⇔名東区という距離と、自分の体の事情で、
気持ちだけは飛んで行っていたのですが、4〜5回行ったのみで大変申し訳なかったです(>_<)

私が駆けつけた時は、こんな感じ。
見た目は穏やかな顔つきになってました。

目撃情報も少なく、とにかく本猫の姿が確認できず、で
途中、正直いって途方に暮れるような気持ちにもなりましたが、

本当に良かった・・・(T_T)

今回はとても幸運だったのだと思う、とヒカリちゃんママは言っておられました。
私もそう思います。
人間がしっかりしなければいけません。

この時のヒカリちゃん。あんなに長く一緒に暮らしていたにも関わらず
私には「誰?このおばさん!」的なビクつきよう・・・
今が幸せという意味なので、いいんです、と
ソッとハンカチの淵を噛みしめる私です・・。

そして、クワイちゃんは正式にヒカリちゃんちの仔となりました(#^.^#)
ヒカリ&クワイちゃんママは、DIYに燃え、クワイちゃんの体重くらいではびくともしない窓の格子を作ってくれました。安心ですね。
うちも早くやらなきゃ!です。

ヒカリちゃんの後ろ姿、可愛い^^
猫ちゃんは外の景色を見るのが大好きですからね、これで安心ですね。


今回の事で、1番辛かったのは、クワイちゃんだったのは間違いなく、会いに行ったときに触ってみると、あんなにふくよか(控えめな表現)だったクワイちゃんはコリコリに痩せていました。
ご飯は食べれていなかったようです。

こちらも置き餌をしてみても、どの子が食べているのか実際は目で見ることは叶いませんでした。
そのうち、外慣れしているノラさん?がガッツリご飯を食べており、余裕綽々で捕獲器に入ってらっしゃる事も。
クワイちゃんはありつけていなかったようです。
クワイのように、蓄えがある子だったから生きていられたでしょうが、ヒカリちゃんのような普通体型の子では生きながらえられなかったかも知れません。
雨の日も風の強い寒い夜もありました。

よくぞ帰って来てくれました。
ありがとう!クワイちゃん。

皆様、ありがとうございました。
「なによジロジロ見ないでよ。私だってお外は懲り懲りなんだから」
と勝手にアテレコ

もし、あの時に
ヒカリちゃんママの様に、すぐに私に知らせてくれて、探すことに協力してもらえていたら・・・
胡つぶもすぐに見つかっていただろう、と
思わずにはいられませんでした。

色んな意味で、これ以上は涙が出ないくらい泣いて泣いて、泣きました。






2017年6月4日日曜日

SOSです!クワイちゃんが迷子です

ムスッとクワイちゃん。写真は我が家にいる時。
友人(ヒカリちゃんの母さん)に預かってもらっているクワイちゃんが、迷子になってしまいました。
そんなに遠くにはいっていないと思われますが、未だに姿も確認できてません。
ご協力を頂きたく思います。
本当にすいません!

クワイ:メス・避妊手術済み・約2歳半・
カフェオーレ色と白のツートン、目が青く、ずんぐりフワフワで歩いているとかなり目立つ猫です。しっぽはまっすぐ焦げ茶色です。
人馴れが足りず、かなりのビビリです。
いなくなった場所・愛知県名古屋市名東区香南2丁目付近
いなくなった日: 5月31日の早朝から
マンション2Fの窓から景色を楽しんでいたところ、網戸が彼女の体重に耐えかね破れ、下界に落下した模様です。
土地勘もなく、性格上、すぐ近くに恐怖で隠れていると思われます。
必死で探していますが、未だに姿も確認できません。
見かけた方は、声も掛けず、追いかけず、ソッとしておいて頂き。
ご一報下さい。かなり怯えていると思います。
何卒よろしくお願いします!
連絡先:服部 uzu.co☆(☆→@mac.com
       090☆(☆→-4253-5421)
電話に出られないときがありますので、メッセージを入れて下さい。

クワイちゃんは、人慣れが進んだら、そのままヒカリちゃんと一緒に幸せな終の棲家で暮らす事に
なっています。
もう、幸せになるだけ!の安心のおうちでの不慮の事態です。
ヒカリ母さんは責任を感じ、憔悴してます。
どうか!皆さんのお力をお貸し下さい。

クワイちゃんの動画一見、静止画ですが・・・

その2

2017年5月27日土曜日

猫の時間の流れに身をゆだねてみる・・・

寒い寒い外を眺める牡丹くんの後ろ頭。 
お外がとっても気になる、お餅的な頭に、
ミカンを乗せたくなる衝動に駆られる(笑)

昨年の11月は、人生の中でも忘れることのない、どん底に突き落とされるような出来事があり・・・私の心は「よくもまぁ普通にしとるな〜」なんて思う日もあり、脳内映像では「やっとれすか!」と机をぶん投げている感じでした。
こうして時間が経ったので言えるのですけどね。

そして、
前回書かせて頂いた、ひつじ&2B(れいちゃん・ゆう君)お届けを最後に、私は猫活のペースを一気に落とし、日々をなんとか回すのみとなっていきます。

ヒカリちゃんの譲渡会参加も一切なくなり、「いつ里」に掲載させて頂いていたヒカリちゃんの里親さま募集記事も6ヶ月を過ぎ、いったん掲載終了となってしまうという。
本来ならば、すぐに掲載記事を手直しし、再掲載すべきところ、
再掲載することなく(実際はしたくても出来なかったのですが・・・)、
このブログは、ちょいちょい時間が空く事があったので、「まあuzumakiさん、忙しいんだよね〜」くらいな感じで(苦笑)許されて?いたのかも知れませんが・・

外は冬となり、1Fにてスズメを見つめるヒカリの後ろ姿。
何もしてあげられなくて、ごめんね。
でもヒカリの天真爛漫さに救われる日々。

私ごとで恐縮なのですが、
う〜ん、私のブログなので私の事を書いたって良いのですが、概要だけ?(苦笑)チラッと。

ちょうど、ひつじ&2Bを保護してすぐ、いつもと変わらず大車輪の如く日々を回していた私なのですが
職場の健康診断+αの結果で、急転直下、奈落の底へ突き落とされます。
「至急、再検査を!」と紹介状つきの検査結果を受け取り、不安はありながら、でも「まあまあ、きっとどうって事ないわさ」な〜んて気持ちで、病院選びも「ここでいいか」くらいな感じで再検査を進めていく段階で、命に関わる危ない病気が見つかりました。
「奇跡の早期発見」「職場の健診さまさま」なのですが、恐怖は変わりませんでした。

その時、私は「先生、お願いです!命だけは助けて下さい!」と号泣する、なんて事にはならず、ただただ呆然としてしまいました。
自分のことのようには感じられず、俯瞰で見ている自分がいました。

「嘘みたい」「よくわかんない」

慌てたのは夫で、
「ごめんね、私、良くないみたいで今から緊急でいろいろ検査をする事になったから、子供のお迎えと猫ちゃん達の事、お願いね。」と電話すると、彼は私には「わかった!」と言い、
職場には
「すいません!妻が〇〇になりましたんで、帰ります!」と仕事を早退し、病院に飛んできました。彼の方が怖かったのかも知れません。

私は、
「うわ〜困ったな・・。勘弁して欲しいな・・。」

というのが、正直な気持ちでした。
私は、脳天気でもなく頭が弱いわけではなく(たぶん)、ごく普通のおばさんと思われるのですが、自分が命に関わる病気になるなんて事は、想定外でした。
考えた事がなかった。

5年前に母を亡くし「もうどうやって生きていったらいいの?」と目の前が真っ暗になったけれども、なんのかんのとちゃんと生きてきました。
猫のトマトちゃんを亡くし、「我が家じゃないみたい」と肩を落とし、クコを亡くし、「ごめんね」と泣き崩れ、花火を亡くしたときはのたうち回って、「耐えられない、この家に花火がいないなんて、認められない」と歯を食いしばり、
胡つぶが行方不明になったとき、内面が裂かれるような思いをし、初めて人に対して殺意を覚え、
市松が亡くなったときは、「出来る事は全部やった、仕方がない、よく頑張った」と言い聞かせつつも膝をついたその膝下が砂のようにサーッとなくなり深い沼みたいなところへ落ちていくような、そんな気持ちになりました。

それでも、今いる猫ちゃん達の毎日の変わらぬ日常と、
何よりも自分の産んだ人間の(当たり前か)子供の成長は、私を闇の世界からスッと現実の世界に引っ張り戻してくれ、尚且つ喜びや生き甲斐も与えてくれました。

私の立っている今の場所は、私一人の意思で「もう止〜めた」とピョンと飛び降り、止めてしまうことは出来ないのだ、と思っていますし、
そんなつもりは一切ありません。
子供を育て、猫ちゃん達のことをする、仕事をし、家事をし、ちょこちょこ遊び、そんな私の人生は、特に劇的な事も起こらず、かといってそこそこ幸せで、このままずっと続いていく、と思っていました。

そして、私はとても強いのだ、とも思っていました。

母を亡くし、トマトを亡くし、クコ、花火、市松を亡くした段階で、私の人生の中で5本の指に入るような悲しみはそうそうないのではないか?怖いモノなんてそうそうないのじゃないか?と。
あの時期は辛すぎて、そう思おうとしていたふしもありますが、
子供は当然、私より先に死ぬなんて事はない、と信じてますし、

このあと、私のすべき事は、子供を育て猫活をし仕事を続けというベースがあり、
父の介護・看取り、そして子供が巣立ち、夫の介護・看取り(ふふふ)、その後はのんびり猫活友人とお茶をしつつ、残りの人生を楽しむ予定でおりました。はっはっは

100歳とはいかないにしても、
自分が大病する、とか
自分が死ぬかも?とか考えていなかったおめでたい人間でした。
だって、やらなくちゃいけない事が山盛りあるのですもん。今、死んでる暇なんぞないわい、と。

今回(結果から言うと治療はかなり辛かったですが、今は命には別状ないです!大丈夫です^^)
自分の命がこの段階で尽きることがあり得るのだ、と思い知り、恐怖にさらされることになります。
まずは、自分の子供のことを考えました。
離れることも耐えられないですし、ずっとずっと成人するまではそばで彼の成長を見ていくことは当たり前で、私からそれを取り上げられたら、と考えるだけでゾッとします。

そして、猫ちゃん達のこと、今いる猫ちゃん達は当然私が最後の最後までお世話をし、あとに残すなんて事は想像だにしていませんでした。
うちの子、保護猫ちゃん、合わせて10匹以上の我が家の猫ちゃん達の事を、私がせずに誰がするの?と、夫もやってくれるでしょうが、名人(自分で言ってしまう?)である私と同じレベルのことを彼に課すのは酷というモノでしょう。

私に替えはいない。

(仕事も大切ですが、仕事に関しては私の替わりはいると思っています。)

色んな事が頭の中でグルグルし、足が地面をしっかり掴んでいないような感じの時間が過ぎていきます。
人ごとのように実感がないまま、厳しい検査・検査・また検査をし、具体的な入院・手術の日程やら、化学療法・放射線治療の日程やら、どんどん決まっていき、私はベルトコンベアーの上にいるような錯覚に陥ります。

「なんか怖い・・」

その間、何事も起こっていないかのように、日常は回していました。家事も仕事も育児も猫ちゃんごとも。ひつじと2Bのお届けも。

この頃に、猫の先生にお守りとして頂きました^^
「またまた猫医者に訊け」を持参すると裏表紙にこの御朱印が頂けるんです。
作画:くるねこ大和さん
私ももちろん頂いているのですが、これは特別に頂いたモノです。
「頑張れ!闘うばばあ、すげえな、おれには怖くて出来ない」と言われましたぜ。
ふふふ、ばばあっつったな〜σ(`´メ∂
でも、本当は優しい猫の先生なのであります。


私の主治医は言いました。
「私の仕事は、あなたの体を切って悪いものを取り出したり、病気を強い薬で治療をするだけじゃないんだよね。
あなたが元いた場所にあなたを戻すのが仕事だから。
あなたは仕事を辞めたりせず、今楽しんでいること頑張ってやっていることを諦めたり遠ざけたりせず、又出来るように、人との関係を断ち切ったり退いたりせず、堂々と、でも頑張らずいて欲しいんだよね。
頑張るのは、私と看護師が頑張るから。」と。

目からウロコというより、水道管が破裂したかの様な涙が出ます。
やっと、私がここから通るべき厳しい道に対しての実感が湧いて来ました。

「ただごとじゃないんだな。」と。

看護師さんは言いました。
「これは、家族や周りの協力がないと乗り越えられない病気です。一人では無理。私は看護師をさせていただいているけど、この病気にはなった事がないのです。
本当の意味ではHさん(私の事)の恐怖や辛さはわからない。
でも教えて下さい。何が辛くて何が不安で、その時その時、自分がHさんに何が出来るのか、全力で考え、寄り添いますので、少しの事でも私に弱音でも毒でもなんでも吐いて下さい。」と。
(実際にこの看護師さんを含めたこの病院の看護師さんは素晴らしく、
少しの私の不安や変化も見逃さず、いつも寄り添い手を握って下さいます。
自分の頭の中の知識をひけらかすことなく、それでもその知識と長い経験に裏打ちされたプロの技で、ただただ私の痛みと恐怖と辛さに寄り添い、少しでも私が楽になるように考え、声をかけて下さってます、すごいです。)

私はポロポロポロポロ泣きました。
先生を、看護師さんを信じよう、絶対負けない、元いた場所に戻るのだ、と心に決め、今に至っています。
そして、実際に、この治療の数々が想像以上に辛く苦しいものだと知るのも、もう少し後のことになってきます。

12月1日にザラメちゃんの父さんより
「祝3年」のメールを写真を頂きました^^
幸せそうなザラメちゃんの姿は、励みになりました。
又、元いた場所に戻るのだ、と強く思いました。


まず「元いた場所に戻る」為に私は、
病気を隠すことなく、心を開いて、近しい人に「助けて欲しい」と伝えていくことにしました。
まずは子供の事です。私は母親を亡くしており、父親も病身。1番気軽に頼める自分の親はいない、と捉え、いとこや友人に頼り、
子供とは今まで離れることもほぼなかったのに、入院だ手術だ、でかなり不安な思いをさせてしまう、
学校や学童にもサポートして頂けるよう、自分の置かれている状況をお話しして、協力して頂けるよう、何かの時に助けて頂けるよう、お願いしました。

子供にも本当の事を話しました。これから私は入院したり、手術したり、とても辛いお薬を体に入れたり、あなたの事をちゃんとやってあげられない、と思う。
でも、私もあなたの助けがないと戦えない怖い病気なの、と一緒に頑張ってくれる?と。
8才の坊主が「うん!ママなら乗り越えられるよ。僕も頑張る。」とその時は言いました。

私がきちんと心を開けば、周りは全ての人が優しく温かく、助けてくれました。
私自身のこと、子供のこと、猫ちゃん達のこと、直接的に助けてくれる訳じゃなくても顔を見に来てくれたり、離れていても「頑張れ!」とエールを送ってくれたり、
今現在も、出来る事が増えてきたとは言え、やはり人に頼り、友人や隣人に助けてもらう事もまだまだある日々を送っております。

病気を知ったときは、「なんで?なんで私なのだろうか?」と思わないでもなかったですが、
今は、「これは奇跡だ、こんなに支えてもらって、成り立っている。」とありがたく思っています。
体がどん底に辛く、動くのも食べるものままならないような時は、人の温かさ(逆も然り、人の冷たさも・・・)が元気な時とは比べようもないほど敏感に感じられます。
身に染みる、とはこの事だな、と思いました。

今まで当たり前に出来たことが出来なくなり、当然のことが当然ではなくなったり、
自分が思っていたことと違う形で跳ね返ってきたり、色んな事に気づきます。
本当の人の優しさ、深さ、度量の大きさというのは(くどいようですが、悲しいけど、逆も然りです)、
元気な時は、さほど理解できてなかった・・・。きちんと見えていなかったです。
こうなったから、気づけた、こうなったから、感謝が出来た。
色んなモノが見えてきて、自分の浅はかさも見えてきました。何を見ていたんだろうと思うことも多々ありました。

今はまだ体が辛いので、何も言えませんが
いつか乗り越え切った時に、この経験は残りの自分の人生の糧になる、と確信をしています。
どえらい強いおばさん、そして優しいおばさんに私はなってるはずです。(あくまで予定ですが、苦笑)

冬のリアンちゃん(我が家ではオカッパちゃん^^)
久しぶりにナマに会いたいな、
私の事なんて忘れてるんだろうな(苦笑)


そして、「この経験」の中には、
私が猫と同じ時間の流れで過ごす、という見方を変えれば、なんとも幸せな経験も含まれています。
入院するギリギリまで仕事をしていましたが、
退院してからは、何をするわけでもなく、ジッと家にいました。
そのうち化学療法が始まりましたので、副作用に耐えつつ、重く怠くなっていく体を横たえ、お腹に猫を乗せ、股に猫を挟み(結果的に、笑)、同じ枕を猫と分け合い、日中を過ごしていました。

「こんなに猫たちとベッタリ一緒にいられるとは」と
しんどくなっていく体とは裏腹に、忙しすぎた日々を振り返りつつ「これもありかな」と
猫の事を同じ目線でジッと見ていました。
本来なら仕事している時間も、私は、ただただ寝ているしか出来る事がない時期が続き、猫を横目に「よく寝てるんだな、だから寝子(ねこ)とはよく言ったもんだな」とか。
取るに足らないことを思ったり(笑)。

お正月のジル君(アル君)かわゆいな〜
幸せなんだな〜と見入った1枚。
少しお太りになりましたね(笑)
このところ、ジル君かあさんが作るカヌレが食べたい!とこの写真を見ると思います。
食欲が少しずつ復活してきたと言うことと、それくらい美味しいのだ!


色んな発見もありました。
私が勝手に猫ちゃん同士の相性を決めていた事が発覚します。
猫ちゃん同士がわざと仲の良くないふりをしたり、演技をしていた可能性が出てきました(笑)
私が思っていた、この子とこの子は相性が良い、悪い、はけっこう1日通して見ていると
「え??この距離でもケンカしないの?」とか「あれ?もっと仲良しなのかと思ってた。」とか、外れていたまではいかないにしても、意外や意外な猫たちだけの社会がこの家にはありました。

人がいない時間、猫ちゃんだけ時間は、新鮮でした^^

いつもは、仕事でいないはずのかーさんが、ずっとベッドで一緒に転がっている・・
猫ちゃん達はざわつくのかな?と思っていたらば、わりとすんなり受け入れてくれまして、
受け入れたというよりは、
『世話をしてくれる人間』という扱いではなく、
『何も出来ないでくのぼう』的な扱いを受けました(笑)
ソッとされていた感じです。

語らなくても私の匂い、オーラから全てを悟る猫たちは、
いつものように「ごはん!早くごはん!」とか「ぬるめのお湯をもて!」とか
「かゆいの、顎の下をゴシゴシして」とか「撫でれ!」とかの要求をしてこず
ただただ、つかず離れずで一緒の時間を、一緒に寝っころがって過ごしました。
完全な「おみそ」扱いでした。(知ってます?この言葉。笑)

今思い出すと、
動けないはがゆさ、何かを考える事も出来ないくらいの気分の悪さ、とにかく不調、
普通に動ける事の幸せを骨の髄まで思い知った次第です、はい。
猫にまで気を遣わせたのですから(苦笑)。

残りの私の人生は、元気になりさえすれば、猫たちの下僕としてセカセカとお仕えしようと、誓ったんです。
「元気」ということが、それが1番の幸せなのです。

私のベッドの上でいつもいつも小競り合いをしている
カンロとヒカリ
癒やしのひととき。ヒカリちゃん後ろ足、やばいです。

もっとやばい動画です^^


そして、何にも出来ないと見せかけ、私はしっかり猫ちゃんを保護したりなんかしたりして(苦笑)、
これはこれで、病気ですな。
呆れる周りを尻目に
3月の2日は、桃おくんを捕獲、去勢し、ワクチンをうち、虫ノミ駆除OKでございます。

桃お♂約1才ちょっと。短足・ずんぐり・歩く姿は
オオサンショウウオな桃お君は、私のドストライクな可愛さ^^
たまらん、ですわ。
お陰様で早々と里親さまが決まり、7月に緑区に婿入りです!
ありがとうございます。

そして、またまた・・

ものすごくお腹を空かせた女の子が舞い込んできまして、
仔猫を産んでしまわぬよう、もしかしたらもう産んでいて、育てていないか
慎重に彼女の動向を見守りつつ、
「こんだけ長い時間、うちの縁側に寝転がっているって事は、仔猫はいないよね」と
がっつり保護。避妊手術、ワクチン、完了です。
あとは、人慣れするだけ、これが大変(苦笑)

胡梅(こうめ)♀ 生後約8ヶ月
こちらは少し懐くのに時間が掛かりそうですが、
リリースも出来ず(苦笑)。

また、胡梅の可愛らしい写真を撮ることを目標にしつつ、この子達の事も書いていきますね。

さてさて、
今回、辛い中でも発見あり、私以外の家人がとても強く頼もしくなっている事にも気づかされました。猫ちゃん達も然りですが、

8才の息子が、何にもわかっていないのでは?と思っていたのですが、
彼はちゃんとわかっていて、母親が病気で、手術で、という自分の不安を近しいお友達にお話ししていた事が後から発覚します。誰にでも話していた訳でもなく、本当に聴いて欲しいお友達にソッと話した様子で・・・ビックリしました。

へ〜

と成長を感じました。大人の私も不安を友人に聴いてもらうとスッと楽になります。
うちの子もそうやってお友達に話していたんだ、と心がシンとなりました。
どうやって話したのが、後ろからそっと覗いてみたい気持ちにもなりました^^
私が思っているより、ずっと子供も子供の社会で、いっぱしになっていっています。
きっと、彼も今回の事を乗り切ったとき、強く優しい子になっている、と私(バカ親、苦笑)は思っています。

そうやって考えてみると、猫ちゃん達も不安だったでしょうか?
「あいつも不死身ではないらしい、ちょっと優しくしてやるか。」な〜んて猫ちゃん同士で話していたりなんかして。
間違っても「かーさんが体調悪いみたい、どうしよう?大丈夫かな?なにか自分たちに出来る事をしなくちゃ!」な〜んてざわつく事はありませんでした(笑)。
猫って、そんな感じなんです。

でも、いてくれるだけで圧倒的に元気や癒やしをもらえる、という。
そんな愛すべき存在であります!


4月いっぱいで辛すぎた化学療法が終わり、それが抜けるのに苦しみ、
今は、新しい治療とと共に出来る事が少し、また少しと増えてきてます。

あと、もう少しです。







2017年5月19日金曜日

私のすべき事は・・・(ひつじと2B)

ひつじ♀と2B(にいびい、名古屋弁読み)♂
現:れいちゃんとゆう君
まあ、可愛いったら可愛い!

昨年の夏、流行に流行って社会現象にまでなったポケモンGO、
賛否はあるでしょうが、賛否についてはここでは触れません。

テレビやネットで観たり聴いたりするだけで「あんなに面白いのかしらね〜?」とかなんとか言ってたのですが、さすがに我が家8歳児が今までポケモンなんて観せたこともないのに、小学校や学童で色んな情報を仕入れて来て、「やりたい、やりたい!」となりまして・・・

当然、子供に携帯は持たせていませんので、私のiphoneにインストールすることになります。やる時間は私と一緒の時、1日30分まで!といろんな約束事をし、始めました。

始めてみると、
こ、これは、お、面白い!(してやられた感も当然あります、大きな顔して「はまってます!」とも言いにくい状況ではありました。苦笑)

お恥ずかしながら、子供と2人、キャーキャー楽しんでおりました。

やっていない方にはさっぱりわからないので、恐縮なのですが(わかる人には痛いほどわかって頂けるかと・・)
ヘビーユーザーではないにしても、ルールみたいなものがだんだんわかってくると
ポケモンを捕獲するために、モンスターボールというのが必要なんです。(書いてて恥ずかしいんですけどね)
そのボールがもらえるのは、仮想の世界の中ではありますが、実物の公園の滑り台のトコとか郵便局とかにあるポケストップなるもののトコまで実際に行って、ボールがもらえるんです。家にいてはもらえないのです、そこに行かなきゃ!
とにかくこのボールが必要なんです(苦笑)。

仕事終わりで夕方に自転車を自宅に置き、車に乗り換えて学童へ子供を迎えに行く私、
彼を迎えに行くと、以前ならサッと帰宅するだけだったのですが、

このポケGOにはまっている親子は、ポケストップ巡りをしてから帰宅するというルーティンになりました。今だから言える私の秘密、的な(笑)
息子にiphoneをもたせ、私はゆっくりめに車を運転をして、「獲れた?」「うん!」と何個かポケストップを巡ってからの帰宅。

「なんで、あそこまではまったかな?時間もったいなかったかな?」とは思いますが、
上手に出来てましてね、楽しかったんですよ〜(言い訳がましいですが・・・)

と、こんな毎日の中、まっすぐ帰ってれば何も見つけないのに、そこは私です。
10月の下旬にさしかかった、あるシトシト雨の降る夕暮れ時に
サササッと車の下から車の下へ動く綿毛のような物体を発見!
この素晴らしい動体視力!(また自画自賛ですな)

「猫ちゃんだわ、まだ仔猫かな?絶対かわいい!」
何も迷わずハザードをつけて車を停車させ、子供に車から降りては駄目だよ、と言い
(あなたが来ると猫が逃げるから、とは言わず、苦笑)
公園横に駐車してある車の横に這いつくばって、猫を探す私です。
こんな事してたら、そのうち通報されて逮捕されるだろな〜とか思いつつも、

これから寒くなる、仔猫であるなら絶対保護したい私です。
しかしこの日は見つからず、諦めて帰宅しました。
こういうのが1番、辛いのです。ずっと片思いの少女のように一目しか見てない仔猫ちゃんの事ばかり考える私なのでした。

これは明るい時間帯に行かねば!

お隠れになるひつじ、やっぱり絶対可愛いかったのだ!
ノラさんの子らしく、人になついていない・・・(^^ゞ
港保健所で捕獲器をお借りし、準備万端!そして
子供を迎えに行った後、モンスターボールをとりつつ(苦笑)、件のフワフワ猫ちゃんの姿を探す毎日となります。「急がねば!」

私は、「みなと猫の会」のちび太郎さんの協力を得て、捕獲に乗り出します。
場所は我が家からほど近い公園の横、とあるお店の駐車場とそのお店に隣接している一戸建てのお宅、ここが怪しい。
1回目はわりと明るい中、探すも、あの仔猫のお母さんかな?と思われるメス猫さんを見かけたのみで、そのお宅の方がごはんをあげているのかな?と今度お話しに行かねばね、とか言いつつすごすごと帰って参りました。

そして、最初に見かけてから1週間ほど経った日、

「いた!」

私はまず子供と帰宅し、ご飯を食べさせ、「なんだかな〜」と納得のいっていない夫に平謝りをして、あとの事を託し、捕獲器を持参し、件の場所へ颯爽と出掛けます。
時間は夜です。頭の中ではなぜか『ターミネーター2』のGUNS N' ROSESの曲が聞こえていました。良い感じです、必ず捕獲するぞい、と。
またちび太郎さんの協力を得ます。
※詳しくはちび太郎さんが書いて下さってます(^.^) みなと猫の会〜こぴっと猫便り#仔猫の捕獲

なんのかんのと捕獲完了、ふわふわちゃんには、黒い兄妹猫のおりまして、まとめて捕獲!
なんと!きゃわゆい(#^.^#)まあどうしましょ!

生後3ヶ月くらい、虫・ノミ・皮膚病のトリプルでした(^^ゞ
夫は怒っていました(@@;)
あの、仔猫に仔猫に又、仔猫、
の苦労の連続だった夏が終わったばかりの10月下旬、
ヒカリちゃんに至っては、まだ里親さまは決まっていない、なのに又??
しかも、家で「待ち」の状態以外の捕獲は、もうやめて!と言ったよね??と。

ごもっともでございます。本当にごめんなさい。人間の子供の世話を押しつけた上、
このやりたい放題の妻でございます。
そして、出てくる言葉はいつも「だって!見つけちゃったんだもん!」とまあこんな感じ。あきれますよね〜?(苦笑)
うちの子が「だって!」と言えば「だってもあさってもな〜い!(>o<)」と怒るくせに自分には甘い、猫にはもっとアマアマの私です。

怒られて当然なのですが、でも夫の協力なしには仔猫の保護は成立するわけもなく・・・。
ほいでも、もう捕獲してしまったもの・・・
後戻りなんて出来ないし、

そして夫の扱いに長けている私は、帰宅の前にひつじの写真を送りつけ少し時間をおく。
そして知的美人なちび太郎さんにも一緒に家に行ってもらう、という技を使う。
そして、この可愛らしい2匹ちゃんを全面に夫の前に差し出す。

するとどうでしょう。プリプリモードだった夫の顔が緩み
「どうせ、反対したって連れてくるんでしょ〜?って思っとったよ〜(名古屋弁)
何〜?もうっこの子達、可愛いな〜」と幾分ソフトになっとりました。

は〜
いつもすいません。
そうなんです。私に限らず猫ちゃんをこうして保護する人間は、何かと言われがちです。
里親さまになって下さるような方々には、「すごいですね、なかなか出来ない事を」なんて、よく言ってもらえたりするのですが、違うんですよ。
我慢強い夫の協力あってこそ、そして「これが我が家」と思い込んでなんの疑問も感じず獣医さんについてきてくれる子供の存在があってこそなんです。
そして、ちび太郎さんのように何をおいても応援に駆けつけてくれる心強い協力者がいるからなんです。
私一人では、とても出来てこなかったのであります。

裏を返せば、そんなに簡単なことではない、とも言えるでしょう。

ひつじ♀仮名ではありますが、他の名前は思いつかなったです。
フワフワで、ほんと可愛い!
さて、この2ニャンコ、あまりなついていないだけでなく
ノミと虫とカビまで持っていらしゃいましたが、
必死の獣医さん通いと家猫修行を経て、仔猫だったこともあって
あっと言う間に人慣れ、病気も完治(と言ってもカビは他の子に移すといけないので隔離の上、慎重に時期をみる必要があります)していきました。

2B(にいびい) この子も又可愛らしい子です^^
性格も良いときたもんだ。
名付け親は小2のうちの子、2Bのえんぴつが彼の定番ですので(^◇^;)

カビがあったため、
譲渡会に参加するより先に、ペットのおうちといつ里にこの可愛らしい2匹ちゃんを掲載させて頂くと、あっと言う間に里親さまが決まりました^^
本当に可愛い子達なのですぐに決まるだろうとは思っていましたが、とても素晴らしいご縁を頂きました。しかも2匹揃って里親になりたいと言って頂き、この子達にとっても嬉しい限りでした^^

ありがとうございました!これまたご報告が遅れまして申し訳ありません。

お届けは11月の下旬、カビが完治した頃になります。
れいちゃんとゆうくんをいう名前を付けて頂き、常滑市(ここも又ポケGOの聖地と言われてますね、オチはここでしたね〜、笑)の大きな大きなおうちの子になりました。
グランドピアノがドーンとリビングにある邸宅で、ビックリ仰天でございました。
素敵なご夫妻と成人されたお子さん達の家族になりましたよん♪
ありがとうございました!

お届けの日の2ニャンコ「ドキドキだにゃ」
この子達と一緒にいられたのは、ちょうど1か月ちょっとの短い間でした。
でもでも、こうして「必ず幸せになる」とわかっている子達との時間は本当にありがたく、
あのお店の裏口で、室外機の横の段ボール箱とお店の灰皿をご飯茶碗の代わりにされていたあの日を思い出すと
「よかった、諦めなくて」と思う私でした。

ちょうどこの時期に私は地獄に真っ逆さまに落ちるような恐怖を味わうのですが、
今も闘っているのですが、辛くて泣きながらもこの子達を見ると笑顔になり、
色んなことを乗り越える事が出来ました^^
(いつか書ける範囲で、書きたいとは思ってます。)

'16.11月頃のすずらん♀
今も絶賛家猫修行中
さてさて、こうしてご縁を頂ける子もいれば、「まずは人に懐こうか?」な大人の猫たち、ゆっくりではありますが、確実に人との暮らしに慣れてきてます。
このすずらんは、「三日月」と「朝顔」のお母さんです。可愛いですよ〜
私がリリース出来ずに(苦笑)、我が家にいます。頑張ろうね!

そして、
'16.11月頃のクワイちゃん、未だイカ耳
遅れをとっている大人猫チーム、
だんとつ遅れをとるクワイなのでした・・・トホホ

家猫修行中の子達の中で、まったくもって人慣れに時間が掛かっているクワイちゃん、
お声は掛かるモノの「いつになったら懐くのか?」サッパリ先が読めず、
「4〜5年掛かるかもね」との猫の先生。ガ〜ン!焦る私。
この見た目ですもん、人に懐いてさえくれれば絶対幸せになる、必ず幸せな終の棲家を見つけたい!

私は考え、悩み、閃きました(ちょっと大げさかも?)

このワンサカ猫ちゃんがいる、ハイパーな動きをするやんちゃな人間の子がいる我が家に問題があるのかも?と。

この度、ヒカリちゃんの里親さまに「預かりさん」になって頂き、ご夫婦二人に静かな環境、猫ちゃんはヒカリちゃんだけ、しかも!あこがれの猫コタツ!という素晴らしい環境での家猫修行と相成りました^^
ヒカリちゃんのとうさん、かあさん、本当にありがとうございます!
よろしくおねがいいたします^^

ヒカリちゃんママは絵を描くひとなのだ!
素敵・・・(#^.^#)
そしてそっくり!可愛い〜
ヒカリちゃんの輿入れは又、後日きちんと書きますね、
たくさんの応援、ありがとうございました!

泣けるほど愛されているヒカリちゃん(^.^)
これも又そっくり!
この幸せ、伝わりますでしょうか?
ヒカリちゃんはどえらい赤い糸を引き当てましたよん♪

あっ著作権的に大丈夫なのかしら?ヒカリ母さんに訊かなきゃ!(笑)











2017年4月18日火曜日

お母さんだけに許されたことなのだぁ♪

みずほ♀ 生後1才半〜2才
きれいな三毛猫・元お母さん猫でっす
絶賛家猫修行中、よろしくです!
お久しぶりになります・・・(^^ゞ
色々なことがあったにも関わらず、書けない理由もあったりしまして、
こんなに間が空いてしまいました。ぼちぼちいきます。

写真は、みずほちゃん、去年の5月に名古屋のM区の公園にて、仔猫を5匹産み落とし
必死に守っていた健気な彼女であります。

H28.5下旬、保護られ我が家へ。生まれたてホヤホヤの仔猫を
育て守ることに一生懸命な健気なみずほ

子ども達がたくさん遊ぶ公園で仔猫を産んだみずほちゃん、
子供経由で「大変だ!どうしよう?」とuzumakinecoさんなら!猫のことなら!」と悪気なく私に連絡してきた知人でした。

こういう事は初めてではないので、良いのですが・・・。
口では
「その場限りの事では駄目だから、ある程度の覚悟をもって出来る事をして欲しい」だの「継続的支援が出来ないなら、本当は手出ししてはいけないんだよ」とか
「里親さまに繋いだりある程度の協力は出来るし、私に出来うる事はするけど、あなたもある程度は頑張って欲しい」だの、けっこう冷たいきつめの事を言う私です・・・(ごめんなさいね、ホント)

この人なら何とかしてくれるとすがるように電話を下さったその知人も
第一声がそれでは、「思っていたのと違う。私は、良かれと思って・・・」とさぞかしガックリきたかと思います。
しかしながら
知らない、わからない、悪気はなかった、ただ可哀想だと思ったというのは、大変申し訳ないですが、「罪」だと思いました(T_T)

でも聞いてしまったら、
耳に入ってしまったら、
ほっとく事は出来ないんです。そういう人種なんですよ、私達のように猫ちゃんの保護をする人間というのは。

少しの想像力で、ある程度の事は推測できるように私は思うのです。
シャーシャー怒っているお母さん猫と5匹の生まれたての仔猫、場所は子供の遊ぶ滑り台の下、次の大雨で仔猫たちは死んでしまうでしょう。
この一家を何とか助けようと思ったとき、
ああどうしよう、自分にはとても出来るわけがないと思ったとき、
私なら、ちょちょいのちょいちょいと魔法使いの様にサッとなんとか出来ると??

私は、魔法使いでもなければ、大きな力があるわけでもなんでもなく、自分の出来る範囲の身近な猫さんのことを手助けしているに過ぎず、小さな力と頑張りしかないヘナチョコ一般人です。
でも、まったく何も知らず、初めてこんな猫ちゃん一家に遭遇してしまった人よりは、
経験もあり、知識もある、その分、ものすごい険しい道のりが待っているのはわかっている、とまあ、たったこれだけの差です(^^ゞ。
これだけの違いだけです。大変なのは一緒です。

もっともっと多くの猫さんの保護をしている方々や組織の方とは違います(この大きな方達ももものすごく苦労されて何かを犠牲にしてやってらっしゃるのです)、
でも違いながらも道を外れずやってきた、というプライドはあり、
出来る事しかしていない、出来ないだろうと中途半端になって逆に可哀想なことになる、とわかっている場合、自らは首を突っ込みません。私には私の容量、キャパがあるんです。
よって、わざわざ不幸な猫ちゃんがワンサカいそうな場所には自ら行きません。
見ざる聞かざる・・・です。

「見たら負け」

なのですが、口ではきつめの事を言いつつも、
猫ちゃんを飼ったこともない、ましてや保護なんて出来るわけない、それでも子ども達の「猫ちゃん、かわいそう、どうなるの?」という純粋な気持ちを思うと、その方が一人で頑張れば?と突き放すことは出来ません。それは酷です。その方も今回の事でしっかり学ばれたと思いますし。

結果
「聞いてしまっても負け」でした(苦笑)。

子育て頑張るみずほ。仔猫達5匹はすくすく育ちます
(みずほはシャーフー怒ってますが)
そして、すったもんだはありつつも
みずほちゃんの名付けたこの綺麗な三毛猫母さんと仔猫ちゃん5匹は我が家へやってきます。
猫の先生に相談したところ、仔猫たちが900g越えたら1度見せてね、と言われ、あとは人間は出来る事はありません。
私はみずほちゃんが快適に子育て出来る環境を提供するのみ、
ただただ眺めているだけ、です。
そして、怒り狂うみずほから仔猫を1匹、又1匹と取り上げて体重を計る、というこれだけが私の仕事でした。

悲しいことに、みずほはコテコテのノラさん、人間に全く気を許していない、
おそらく初めての出産であろう、ということで、まだ1才にも満たない若いお母さんです。
全く知らない人間(私の事です(^^ゞ)、全く知らない場所、しかも住み慣れた公園ではなく人間のおうちの中も初めて、
全身の毛を逆立て、怒っておられました。
5匹の子におっぱいをあげつつ。


でも、
彼女がいたおかげで、
私は市松の時のようにほ乳瓶片手に必死で子育てをしなくても
仔猫たちは育っていきました。

今回、仔猫たちだけを保護することは簡単でした。
母猫のみずほの捕獲が大変で・・・「どうしよう?」と。
でもヘソの緒をついた仔猫たち5匹を私が育てる事を想像したらば、私は間違いなくひからびて死にかけるか、仕事にも行けなくなるであろう、それくらい大変な事になるだろう、と想像に易かったのと
このままお母さん猫だけほったらかしにして、良いわけがないですとも、はい。
又同じ事が続く事が怖かったのです。

解決にはならないだろう。

私は仔猫たちは必ずもらい手がつくことはわかっていました。
その後のみずほ母さん、「人に懐いていない猫ちゃんの不幸」を考えるとグッと腹に力を込めずにいられませんでした。
同じ名古屋市といえども違う区の遠いところまで連れて来られ(私とて区を越えての保護は初でした)、
仔猫ちゃん達がもらい手がついた後のみずほ母さん・・・
避妊手術は当然ですが、「用済み」みたいにリリースするのは、絶対に出来ない。
もともとリリースは、私のもっとも不得意な分野です(苦笑)。
困ったもんです。はっはっは

「リリースしないの?」という人や「お母さん猫は、元の公園に戻せば」という人の言葉に、「んニャロメ〜(-.-#)」と心に絆創膏を貼り、
ただただ一生懸命に子育てするみずほ母さんと5匹の仔猫たちを見つめ続けました。


みずほのおかげでスクスク育つ仔猫たち、離乳時、私の登場でございます(笑)
猫の先生に指示を仰ぎつつ、ad缶をねりねり、私も頑張りました、
仔猫ちゃんの体調や体温調節に苦戦もしました。
とにかく温め、温め、。

はい、走りました、猫の病院に。
「もう駄目だ、この子は助からないかも」という事態もありました。半べそです。
仲良しではない私とみずほ、協力し合えない関係ではありつつも、どうなることかと思いつつ、
それでも持って生まれた生命力もあったんでしょうね、5匹は離乳も完了し、ワクチンも打て、譲渡会も参加し、里親さまも1匹、又1匹と
順調に決まっていった、H28の夏でございました。

よく頑張ったな〜、猫も人間も。
この陰には、やはり犠牲になっている事柄はは山盛りあります。時間やお金だけの事ではありません。
もともとのうちの子達(人間を含む)は、あれも我慢、これも我慢のほったらかしです。トホホ
私は、一人しかいませんので。
こういう事も知って欲しいです。ただただ可愛い可愛いだけではないことを。


こごみ♀→ハコちゃん
中川区に縁づきました^^きゃわいい!

それでも、仔猫たちは本当に可愛くて、見ているだけで癒されました。


サビ猫・わらび♀→かりんちゃん
北区に縁づきました^^この後もっと黒が目立つ美サビに♡
1匹ずつ素晴らしい里親さまにところへお届けしながら、
寂しさ少々、それでも私は意気揚々と「良かった可愛いこの子達が幸せの終の棲家に行けて!」とはりきっておりました。

うど♂→はつ君
港区のご近所さんに縁づきました^^
1番猫の先生にお世話になったけど、結果1番やんちゃ♪

仔猫たちは順応性も高く、掴んだ幸せの赤い糸をしっかり掴み、
間違いない終の棲家に、巣立っていきました。猫保護する人間にとっても至福です。

つくし♂→立夏(りっか)くん
緑区に縁づきました^^
可愛すぎのお鼻の模様、1番人気くんでした!

その時にみずほ母さんの心のうちはいかばかりだったでしょうか、
「なに勝手に私の子を〜!返せ〜!」と言っていたでしょう。
聴くことが出来ていても、やっぱり私は里親さまに繋いだのですが・・・(^^ゞ

せり♀→せりちゃん
あま市に縁づきました^^
眼帯風(笑)母譲りの美猫です
譲渡会にこの子達に会いに来て下さった方、「ペットのおうち」や「いつ里」をみて応募して下さった方、協力して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
お礼がこんな遅くなりごめんなさい。


そして、5匹の巣立ちのあと、みずほ母さんの家猫修行の始まりです。
「緊褌一番」です。
仔猫たちが900gになるまでは、みずほにも何も出来なかったので、離乳後にやっと避妊手術、ワクチン、ノミダニ駆除をしました。
仔猫は1匹ずついなくなるわ、訳のわからん所(獣医さん)に連れてかれてお腹は痛いことになるわ、で、みずほはさぞかし恐怖を感じた事と思います(>_<)

仔猫たちの前途洋々な里親捜しと違い、
懐いていない大人の猫ちゃんの家猫修行からの里親さま捜しは果てしない道のりであります。
でも、見ての通りの美猫のみずほちゃんです。時間は掛かってもなんとかなるはずです。

本当にいろいろな事があったので、流した涙も数知れずの日々であったので、
そして、猫ちゃんを保護する人として、私にだって意地とプライドがあります。
(一生懸命に猫活するおばさんを泣かした奴には、いつか天罰が下るであろうと私は信じてます。
ときどき顔を出すブラックな私です。笑)
必ずや人間にスリスリゴロゴロの子になって頂いて、5匹に負けないくらい幸せな終の棲家に繋ぎたい私です。
たとえ、どれだけ時間が掛かっても!

やはり若い猫だけあって、仔猫たちがいなくなったら「お母さん」であった事もケロリンパと忘れた様子のみずほ、絶賛家猫修行中です。
好奇心が強く、人間が行く場所に少し距離をおきつつ、くっついて来ます。
特に浴室が気になる様子^^今日も今日とて、ソッとお風呂に入る人間を覗いておりますよ。
人慣れしましたら、里親さまを募集します。宜しくお願い致します(^^)v

思い出せば
みずほ母さんが子育てをしていたあの頃、
我が家は瀕死のヒカリちゃんに、
元々の保護する予定だったピアノになると、と本当に大変だったあの頃、
みずほのおっぱいを飲んでいる5匹の仔猫を見ているのが、私の癒されタイムでありました。見飽きませんでした。
みずほは大迷惑だった事でしょう(苦笑)

立て座りのみずほ「ジロジロみないで!」と目で
言っております。

人間に懐いていないみずほは、ケージの中で限られたスペースで
私に見られているのを怒りながら、なんとか仔猫を隠せないだろうか?と思ったかどうかはわかりませんが(笑)、
仔猫の背中をキュッと噛み、くわえ、ちょこっと移動してみたり。
私は、『母猫が仔猫の首を噛んで運ぶ』図をこんな間近で見られて、
「ほえ〜♡」となります。

お母さんの愛に溢れている!!

お母さんだけに許された事なんだな〜とうっとり見てました。
私達人間は両手で抱いて赤ちゃんを運びますが、『お母さんの愛』は一緒、と感じました。
「みずほちゃん、上手に仔猫ちゃんを持つのね」と思わず賞賛する私でした^^


「猫つまみ」=人間が猫の首の後ろの背中辺りを持って、持ち上げること。
昔はよく見たのですが、(私の父方のばあちゃんがやっとった、と言う(-.-#)もうっ)
人が猫の首根っこを持つなんて、猫ちゃんが痛いのではないか、苦しいのではないか、と昔からすごく嫌でした。
見た目も本当に悪い、と私は思っています。

今はする人がいないと思っていましたが、
譲渡会に参加させて頂くようになった時に、そういう猫の持ち方をする方がいらっしゃって、衝撃を受けました。
私なら、なんの躊躇なく猫つまみしちゃう人からは、猫を譲ってもらおうとは思いませんから。
※これは「良い」「悪い」の話ではなく、あくまで私の主観の話です。

ずっとモヤモヤしてましたが、
猫の先生著「またまた猫医者に訊け」でモヤモヤは一気に解決します。
(P18のQ10でっす(*^^)v)
「猫の首根っこをむやみに持たないで、母猫だけに許された体罰(命に関わる危険を教えるため)だから」とありました。

ほ〜ら、やっぱし!

お母さんだけに許されたこと、
心がキュッとなりました。誰に教えられたわけでもないのに、猫ちゃんってすごいなっ♪


オマケ
僕もかまって!かまっての牡丹くん
いたってマイペース、いつも敷物と同化(^^)

感謝です
杏君、私の思い出深い里子くん
長生きしてくれてて嬉しい!
少し痩せようかな??
杏君のママより、外の子や保護猫ちゃんにあげて欲しい、と
キャットフードを山盛り頂きました。ありがとうございました!
なごやかキャット、と家猫修行中の子達に食べてもらってます^^
そして、杏君ママ、ご結婚おめでとう〜!同じ名字だにゃ(^^)vむふふ



ヒカリを抱くカンロ、癒され度200%!

そして!なんとヒカリちゃん、里親さま決まりました!
ありがとうございました〜
涙涙です^^