2013年7月31日水曜日

トマトさんへの濡れ衣の巻

御年16歳のトマトさん、思うところがあってふてくされ中です。

17日の夜、職場の女の子からSOSが入りました。
彼女が我が家に運んで来た小さな箱の中にが、これまた小さな小さな仔猫ちゃんが1匹。
「ひえ〜小さい!」と声をあげる私、泣いている同僚、ワラワラと玄関に集まる我が家猫の面々。

まずは、小さな命の救済に全力を注ぐ人間達。
離乳がギリギリ出来ていない感じ、
両目が目やにで塞がっている、猫風邪、鼻気管炎っぽい 。
元気もあるし、何より人慣れしているのでありがたかった。

心ない人間がいい加減な飼い方をしていて(外飼い、避妊手術せず)
仔猫が産まれてしまい、離乳を見計らって、間引くように捨てていったと思われる。
彼女が拾わなかったら、確実に死んでいただろう小さな命。

悔しい。
負けないぞ!

仔猫ちゃんは私の思いに堪えるかのように頑張った。
こういうタイプの捨て猫ちゃんにつきものの、目やに・クシャミ←目薬とインターフェロン注射
下痢←飲み薬。
やはり一足飛びには、良くはならないけど、ちゃんと食べて少しずつ良くなってきている感じ♪
よく遊び、チュクチュクと食べ、可愛い♪
きっと大丈夫!
この子は紬ちゃん(つむぎちゃん)と名付けられて、
一人でお留守番が出来るまでになったら
命を救ってくれた彼女の家族になる♪

事件が起こったのは、そんなドタバタな日の3日後、
夫の悲鳴で事は発見された。

「ギャ〜!!僕のモカシンの中にウンチがしてある〜!!!」
踏んでから気付くのが夫流である。
そのモカシンは、夫が毎日毎日この暑い中履きつぶし、
匂いはきついし破けてきているし、で
「ちょうど捨てるところだったから、いいもん!」だそうだ。

犯人は誰だろう?大体こういう抗議行動をするのは、トマトなのだ。
犯人はトマトだろうと暗黙の空気が・・

そして翌日、
「いや〜!!私のコンバースにウンチがしてある〜!」と私の悲鳴が・・
幸い、靴の中でなく外にしてあった事で、さすがの私にも犯人が分かった!
何匹も猫ちゃんがいたって、1匹1匹個性がある。
ウンチも個性がちゃ〜んとあるのである。

「ザラメちゃんだ!」

そっか、ザラメは嫌だったんだ、小さな子がやって来たことが、
そしてこのザワザワ落ち着かない感じも嫌だったのだ、不安だったのだろうか。

私は怒らず(猫ちゃんは現行犯逮捕のみ怒ってもイイ、でも訊いてはくれない) 。
ウンチを取り除き、コンバースをザッシュザッシュと洗って干した。
(夫のは捨てたけど、私のは洗う、というのが、私流)

トマトさん、ごめんね。
てっきりトマトさんだと思っていたよ・・・。
「失礼しちゃうわね」と人間の言葉が話せたら、きっと言うだろう(^_^;)

↑真犯人のザラメちゃん、のんきにテレビを観る。「おかあさんといっしょ」を観てるのだ(笑)


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