2014年9月21日日曜日

2匹目の奇跡!花火ちゃん

花火さん退院してきましたよん♪

「僕が見てきた中で、血栓でここまで回復した子は2匹目」と
猫の先生はおっしゃいました。
「これはね、奇跡だからね!」と猫の奥さんがおっしゃいました。
花火ちゃん、本日(9/17)退院とあいなりました!10日間の奇跡です。

クコが亡くなったショックも癒えないのに、
花火が病気になっていた事がわかったのが8月の30日です。

FIPです。

また?
私は愕然となりました。
どうしてうちの子を、こうも立て続けに・・・
花火は8歳、クコと違って若いとは言えず、そして買われた猫です。
「ちょうど8歳くらいから又出るんだよ、腹膜炎は」と先生。
ただ、クコや10年前のウズラのようにあっと言う間に旅立ってしまうことはない様子です。
「とにかく現状維持で頑張ろう」と。
8月30日の花火ちゃん、アンニュイ・・

でも、あまりに続くのが耐えられなくて、
神頼みに走った私達家族、神社にご祈祷してきました。
「トマトがいなくなった上にクコちゃんもいなくなって、
これ以上、私から猫ちゃんを持って行かないで下さい!」と。
花火のもともとの飼い主さんのお墓参りも。祈れるものには何でも祈った私です。

花火は我が家の象徴のような子で、営業部長として活躍^^
お客様がいらっしゃれば、我先に犬のようにお出迎え、「撫でれ」と目の前に居座り、
しばらく経つとキャットタワーの天辺から見下ろしたり
も少し時間が経つと食器棚の上でコロッと寝て、人間を見ている、という。
人が大好き、コロコロとよく遊び、ホント可愛らしい胡です。

そんな花火は、その頃にはキャットタワーの天辺も
食器棚の上にも上らず、ドスドス走らず、明らかに元気がなく
ショベルカーのように食べていたご飯も、あまり食べなくなってしまいました。

その様子を見ているだけで私は苦しいんです。
何かに祈らずにはいられなんです。

そして、そんな神社帰りの夕方に、
猫の病院で、花火を診察台に乗せた瞬間に異変は起こりました。
いえ、車の中で異変は起こっていたんだと思います。いつもよりキャリーから出せ出せと
ニャーオニャーオと怒っていました。
激痛だったのだと思います。

診察台に乗せた花火の後ろ足はダラッと伸びきっており、必死で立とうと歩こうとするも
立てず、歩けず、呼吸も苦しそうで口をパクパクさせていました。
意識も朦朧です。
このまま死ぬのでは?と言う形相に
私はショックと恐怖で息も絶え絶えで足がガクガクしてしまいました。

「血栓だ」と猫の先生。
「助けられるかどうかわからない、今夜逝ってしまうかもしれないけど預からせて!」と
私がアングリ口を開けてボロボロと呼吸も出来ないくらい泣き出すと
「この子が今1番苦しくて、1番頑張ってるの!
そんななら猫飼う資格ないよ!ちゃんとしなさい!」と
めちゃめちゃ叱られました(苦笑)

猫の奥さんは、意識を失っても尚暴れる花火に噛まれても
微動だにせず、
「母親がそんなでどうするの?
今の今だから助かるかもしれないから!」とおっしゃいました。

もう何が何だか・・
自分の子が自分の目の前で車に撥ねられ、生死を彷徨っているような
いきなりの花火の激変に、ただただ呆然となり、震えながら泣いていました。

その夜は眠ることもままならず
携帯電話に抱きしめて横になるしかなかったです。
翌朝も・・仕事なんて休みたかった・・
でも、休んだら、私がちゃんと頑張ってないと歯を食いしばっていないと
花火を連れて行かれてしまうんではないか、とただ怖くて
出勤し、仕事してました。

幸い、猫の病院からは電話はなく、
夕方頃には、「もしかして助かる?花火!」と鳴らない電話に
「血栓は溶けたのではないか?」と。
仕事終わりで子供を保育園に迎えに行き、そのまま花火の面会へ行きました。

昨日あんなに叱られた猫の先生は、ニヤッと
「大丈夫だよ。まだ安心は出来ないけどね。」と不敵な笑みを浮かべ
奥さんも「ここだったから、本当に幸運、強運だね!」とニッコリ、
「花火ちゃん、よく頑張ったね〜」と。

私は全身から緊張と恐怖がスッと抜けていくような感じになり、
抱いていた子供(人間)をズルズルと落としてしまいました。
「ママ、花火ちゃんが見えない!」と子供に言われ、ハッとなり
子供を抱き直して、点滴に繋がれている花火を二人でガラス越しに見てました。

花火は、生きてました。

そう、花火は強運です^^
血栓で突然死、と言うことを耳にしたことはありました。
私が仕事中だったり、家を空けている時だったら
寝ているときに同じ事が起こったら、助からなかったかも知れない。

猫の病院の診察台でそれが起こった花火、
日本で1番最強な場所での血栓だったと私は思います。うん、日本一です。

本当に良かった・・・。
助けて下さった先生と、頑張った花火に感謝するのみです。


そして花火は退院しました\(^O^)/
奇跡なんですね!
ちゃんと後ろ足は動いてます。
お盆にお留守番の花火。食器棚の上です^^

ともあれ、血栓はなんとかなってもFIPはそのままなので、
やはり、以前のような元気いっぱいの花火ではないのですが、
この愛くるしい顔を、家で見ていられる、ミッチリ詰まった毛をナデナデ出来る!
この幸せ・・・

ああ、どうかこのままで、少しでも永く・・・
2Fのベッド脇のソファでの花火。7月。
今の花火は、階段を上ることが出来ず一緒に寝室では寝られないのです。







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